クマ避けの鈴

この間和知で大きな身体の野生のサルを見て、そういうことも有るんだなと思いました。サルは、お遍路の時に徳島の山の中で何回も遭遇しました。一度、すぐ近くの和田寺で参道を歩いて下ろうとしたら、あまり大きくはなかったけど猿が一匹あがってくるのをみました。怖くてしかたなかったけど、とっさに、落ちていた木の枝を拾って少し構える感じでそのまま歩きました。視線は目を合わさないようにサルを見ていましたが、すれ違う時は本当に息が止まってしまいましたよ。怖すぎて。
 
それから後で、河合博士に出合ったので、その話をしたら博士がちょっとムッとされて(そう見えたんだけど)「どうして怖いと思ったの?」と訊かれました。ンなもの、コワイですよ。何が「どうして?」なんだか。まあ、博士と話すときは、普通のようにいっぱい話せるわけではないので、短い言葉で理解するという、ちょっと困難なことはあります。「でどうしたの?」と言われたので、すれ違った話をすると、なんと、それでよかったんでした。サルの首の付けねのあたりをカッ!と睨み付けるように見るとサルはビビるんだそうです。
 
しかし、この前の和知のサルは大きくてびっくりし過ぎました。人じゃないかと思いました。また出合っても、こんなクマ避けの鈴のどこが怖がるンだろかと思います。こっちの方が何倍も怖いのに。まあ、多分、お大師様のお鈴を鳴らしますよ。
 
まあ、でも、背中見せて逃げるのが一番危険なんだそうですね。ある時「クマに出合ったら話しかける」と聞いたことがあります。「どんなことでもいいんです。お姉さんは元気ですかでも」とかと専門家らしき人が言っていました。うーん。出来るかなあ。
 
野生の動物って、見ただけでゾクゾクしますね。シカなんて、あんなカワイイのに背中がガタガタしました。お尻のホワンホワンしたとこ見せて走り去っていっても、しばらく金縛りにあったように立ち尽くしていました。
 
鈴、頑張れ!
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