FC2ブログ
天使がくる時間

脚の手術をした時、もう16年も前ですが、殆んどの人は杖なしでスタスタ歩いて退院するというのに、アタシは退院の前日まで車椅子で、退院は両松葉杖という、みんなに「阪大にこんな人いませんでした」と言われまして、ホントに、、、また歩けるようになるのかなあ、と思いましたよ。痛くてもエクササイズ!と言われていたけれど、ンなもの痛くて痛くて出来るかみたいな状態でした。歩けなくなったらとか、いろんなこと考えました。
 
ずーーーーっと痛かったの
 
6日目でした。机につかまって立っていた時に、一瞬フワッとなった(ような気がした)のです。本当に、一瞬も一瞬、一秒の半分もなかったと思います。が、その瞬間に、「やった」という感じがしました。何故かは解らない。でも、きっと歩ける!という感じもしました。実際は、また激痛でしたが、「あれだ!」みたいな、あの痛みのないフワッとした感覚は勇気をくれました。今は1秒もなかったけれど、明日は2秒になる。
 
それは本当で、なんと、それからは激痛も和らぎ、退院して2週間後の検診には用心して松葉杖はついていましたが、実際は、かなりきれいに歩いていたのです。
 
忘れもしません、ドクターがビックリして「何があったの?」と訊きました。ホントに、阪大始まって以来(ってこともないでしょうけど)のヒドイ落ちこぼれだったのです。退院する時、ドクターは「焦らんように」と言ってくれましたが、きっとドクターの方がアタシの何倍も焦ってましたとも。
 
本当に何があったかって?天使が来たのですよ。あの【0.5秒、フワッ】との時にね。少し経ってから、その話をしたことがあります。Leeのドクターですよ、「すばらしい」と言ってました。
 
それからも、天使はよく来ます。誰のところにも来ているのだけど、わかる人はちょっと少ないかな。気づかない人の方がとても多いです。こんな時間ですよ、っていうか、こんな時間が多いみたい、天使が来るのは。
▲ページTOPへ