
昨日8日は、菩提寺で【花まつり法要】がありました。去年の花まつり以降の一年に亡くなった人には、始めての花まつりで【花始め】です。いつもパパがお参り(親戚や近所の人のお参りもします)をしてくれていましたので、初めての施主でした。こんな時に、と思いましたが、晋山式のビデオの編集に、普段のご様子も撮っているので、花まつりの様子も撮りました。朝の【お行】をされているのは2回撮りましたが、もう何回か撮るつもりです。
晋山のために21回の【お行】をされた、というくらいにしか使用しませんが、少し長い【お行】のビデオを1枚だけ作って夫人にプレゼントしたいなと思っています。
新住職になられる若様(副住職)が、「(お行は)人知れずさせていただく」といわれまして、大変に感動いたしました。2時間以上の読経は、お寺のこと、檀家やひろく民のこと、国家のことを祈念されていて、美しい時間に立ち会えるのは有り難いことです。
「人しれず」、世界の、あるいは世の中、あるいは人の一生を一言で表現したらその言葉になるのではないでしょうか。どうでしょうか
。パパはその言葉のままの人だったように思います。もっとも「それでいいやん」という言い方でしたが。そのパパがいたら、朝早くや何時とはなしに撮影や編集もなかなかできないと思いますが、こうしてなかなかない機会を与えていただき、思うように時間をかけられて有り難いです。お寺様は恐縮してくださいますが、わたしは供養させていただけて有り難いことと思っています。
