

この間母がホームセンターに連れて行って欲しいということで、その時に「土」と「ゴボウの種」を買いました。ゴボウを作るんだ
とか言ってるわけ。車椅子で、小さなプランターの菜園で、どうして作るのかなあ?次にはゴボウなんて言ってないとか、ボケてたらどうしよう
。帰り道で、「土と肥料を混ぜて、袋を筒状にするッ
」とか言ってました。しかし、今年になって急になんでゴボウやねん
やっぱり・・、と内心焦りながら。土を混ぜるのは、パパが使っていたポリの樽があるから、台車に乗せよう。台車から土の入った樽がもし滑って落ちたら、それを拾おうとして車椅子から落ちるかも知れない。雨が降ったら水がたまるので、確か「蓋」があったはずだけど、どうやら蓋はないので、さがす間、板を切ってそれを使うようにしよう
。とまあ、先に先に想像して心配は尽きません。







わたしが行くまで、絶対に一人で土のことしないで
と念をおしといて、取り敢えず、土を混ぜる樽を用意しました(写真上)。樽が滑って落ちないように固定しました。母のお供ができました。「蓋」は、ホームセンターというホームセンターをほとんど訊ねましたが、「蓋」だけはどうやら無いようです。少し大きい蓋はあるので、パパはもう使わないから、何かと変えてそれを持っていくことにしました。

そしていざ「土」を開けたら、「培養土」だったので、つまり、肥料と混ぜなくて良かったのです
なんだ、そういえば、高い土を買ってたわよ。なので、そのまま袋を立てにして、それにゴボウの種を直に蒔くをんだそうです
。袋が倒れないように、隣の植木鉢と固定しました(写真下)。


というわけで、90歳の母はボケてなくて、かなりしっかりしてはりました。やれやれ┐(-。-;)┌ですけど、多分私の性分ですね、おじいちゃん(義父)の時もおばあちゃん(義母)の時も、先に先に、先に先に気を回してしまいます。結局意外と上手く行って大笑いしたことばかり。案ずるより生むが安しとはこのことですね
。
