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桜を見ていたら

右側が枝垂れ桜で、左の奥が山桜、今が満開です。明日の風で散るかも知れない、もののあわれというのか、何とも言えない風情があります。

老夫婦がふらりと来られて、なにかをおさがしでしたが、生憎と私のところには無いもので、そうですかと帰って行かれましたが、実は、不思議なことに、私がこの間から考えていたかたでした。まあ、いつものシンクロです。奥さまが変わっておられなかったので、すぐにわかりましたが、ご主人はすっかり変わられていました。

なぜ考えていたかというと、10年余り前になりますが、パパに記念品をご依頼戴いて、念入りに打ち合わせもして、丁寧に作らせて戴いたのですが、最後の最後で、ご依頼のようにはならなかったのです。日も無くて、作り直しもできず、奥さまにこっぴどく叱られました。せっかくおねがいしたのに、というのが先方のお気持ちで、誠心誠意作ったのに仕方がない、というのがパパの気持ちでした。どちらもその通りでしたが、情けないやら残念やらで、随分と長い間、その気持ちをひきずってしまいました。

製陶業を廃業してからも時々思い出します。もし、パパが生きていたら、ただ歳がいってということで、ああいったことはあったかも知れないとか。もう、そういう仕事じゃないんだとか。

ご主人の方は少しも気がつかれていないようでしたが、奥様がもし何か言われたらと思いましたが、奥様もお気がつかれない風にされたので、普通に出ていかれました。
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