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誰かがふらりと

もう20年くらい前になるかと思います。マイケル・ケインという俳優と、養成所の生徒たちのやりとりがありました。若い女性が質問しました「先ほど、自分を探求する事といわれましたが、、」マイケル・ケイン「自分を探求するとは、自分の嫌なことを見つめることだ。嫉妬、欲望、怒り・・役者はそれが出来る。そういう役が回ってきたら、思い切りやるんだ。」
 
「誰かがふらりと見にくるよ
 
12番目の「パリの小説」。青い机は、実はLeeの大好きな"6600のブルー"です。好き過ぎて大事に持っていましたが、今回使ってみました。6600番はロット番号だと思います。いつものように、まだ仕上がってはいません。
 
仕上がっていないものを見せて失礼という意見もあろうかと思いますが、仕上がってしまうと、もう(いずれ)Leeの手を離れるものだからです。いずれ手から離れるものには執着心はありません。が、いまのこの状態が、先ほどのマイケル・ケインの言葉がきこえてきて胸があつくなるのです。
 
「パリの小説12」外は激しい雪のようです。
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