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つれづれに

先ほどの話で、隼雄さんのお話を思い出します。養護施設で、みんな遊んでいるのに一人だけぽつんとしている子がいて、隼雄さんはその子が気になり持っていたお菓子をあげようとしました。
 
すると、その子はひどくびっくりして、強盗か何かに出合ったかのように怖がって走って逃げてしまった。隼雄さんは反省をされました。「それはそうですね。そんな知らない人がお菓子をくれるくらいなら、なんでお父さんは迎えに来ないんだろう」「なんで私のお母さんは私を置いて行ってしまったんだろう」
 
「もっともっとゆっくり行かねばならない」
 
母を送ってきて、小一時間待つのに、久しぶりに「日限地蔵様」にお参りして、境内で遊び(!)ました。あはは、お寺で遊ぶなんて、瑤世(ようせい)でございますよ。
 
この間あるお寺のご住職さま(真言宗)と雑談  。「法名は"瑤世"で、道号は"汲眞"」「ほう?"汲む"、珍しいですね」「自分でつけましたの」「どうして」「30代の時でしたけど、まりこさん、日々は"水を汲みにいくように"と言って下さった方がありました。その言葉が、私の仏教徒としての発心であったかと」 「ふむ」「"湛える"という言葉も好きですけど、まあ、それは自分がいう言葉ではないわけで」  「そうね」「不遜ですよね、"不遜院"なんて」ゲラゲラ
 
青空をすごい速さでヘリコプターが飛んでいきました。あれはドクターヘリですよ。さっき大阪の方へ飛んでいったから、帰りかな?ということは、豊岡の、あの有名過ぎるドクターヘリでしょう。お寺のお庭で、口開けて見上げてるのも、なかなか。
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