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ひよこ色のエックス(X) 77

77  ヴィトン家のステンドグラス
 
昨日、お友だちが差し入れてくれた本というのが、一流のものばかりを載せているグラビア雑誌でした。重たいので、手を骨折していたら多分見られないと思いますよ。お腹の病気だったら、お腹の上にも置けません。一流品の高級品ばかりの本なので、重たいんです。
 
が、やはり、どんなものでも"お金"と"時間"をかけたものは見る価値があります。好き嫌い(その前に、縁がないから)はともかくとして。
 
ルイヴィトン家の特集がありまして、写真は、お住まいの出窓のステンドグラスです。素晴らしいですね。上品で、さすがはヴィトンさんのお家です。
 
わたしも不思議ですが、パパもなかなか不思議な人でしたよ。というのも、毎日土のお仕事(陶芸)していて、お仕事場ではラジオがジャズを聴くくらいで、出歩かないし、電話もしないのに、なんでも知っていました。俳優さんなんかでもよく知ってて、「何々に出てたよ、いい役者やで」とかね。「いつ見たん」みたいなことよくありました。
 
陶芸家は仕事柄ですが、とてもよく知っていました。ミュゼのお掃除をしていたから、展示の作品のことをパパに話したら「ああ、いいやろ?あの(作品とか作家とかの)形が好きやなあ」とか「あの釉薬がいいやろ!」とか、生きていたら言ったでしょう。美しいものに対しての"目利き"が素晴らしかったと思います。時々「見んでもわかる」とか言って、パパ、それは不遜でしょうがみたいな。
 
ヴィトン家のステンドグラスも、「いいなあ。見る値打ちのあるものは」と言ったと思いますよ。
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