
94 こころには永遠の半旗を
今日は阪神淡路大震災の追悼の日でした。立杭にいたら、ミュゼの半旗の下で神戸の方角に祈るのですが、いまはそうはいきません。病院はいつもどおりです。でも、みんなそれぞれの日常をこなしながらそれぞれの追悼をしているのです。
去年、安部ちゃんが撃たれてからというもの、私は見事に"プッツン
"になってしまいました
。あの世界は魑魅魍魎でやりきれませんが、安部ちゃんは好きでした。あのちっちゃい"アベノマスク"もなかなか良くできたギャグのようでした。安部ちゃんほど世界の舞台でもカッコ良い人はいなかったじゃないですか。裏の世界は「なんじゃい
」だったけど、それでも安部ちゃんにはオーラがありました。それが、あんな手作りパチンコ玉銃で"命中"だなんて、これが信じられないわけで
。・・







ちょうどその日に下の娘がきたので、かねてより考えていたことではあったのですが、おLINEを家族だけにしてもらいました
。さすがは若い子で、それがあっと云う間の"一瞬"でした
。ただ、なんと、このことがあって、今回の入院がどれほど気楽だったことでしょう。始めこそ連絡と指示屋で電話は使いましたが、あとは家族の連絡とブログだけでした。


安部ちゃんがいた時は、ミュゼの国旗の下ではいつもどんな時も敬礼をしたものです。安部ちゃんこそが国旗が似合う元首でした。あの日以来、わたしは永遠の半旗を心に掲げています。ただ、多分、それはもう、とっくに安部ちゃんにではないような気がします。その後出てくる出てくる内容にはガッカリしました。「親分が撃たれて死んだ」というのに我が身が可愛い政治家にも愛想が尽きました。
安部ちゃんがいた日本が好きだった自分に永遠の半旗を掲げます。
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