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一日ニ玄米四合ト

退院して2ヶ月になります。おかげさまで足首のお怪我はずいぶんと良くなりました。マックスの時は怪我した方の足首周りが、良い方の足首より5センチ近くも太くて衝撃でしたが、今は、良く休んだ朝ですけど、足首の"細さ"は左右ほとんど変わらない位になりました
 
ただ、毎日用事が多いです。私はすぐ頑張るので、夕方になるとクタクタになっていますけど、怪我からこちらは、そのクタクタも"意味がある"ので、考えながら感謝しながらです。
 
退院後は玄米食(※写真・小豆入り)です。宮沢賢治は「一日ニ玄米四合ト味噌ト少シノ野菜ヲ食ベ」でしたが、一回に四合を炊いて4日分なので、「一日ニ玄米一合ト・・」ですね。クタクタと治癒を繰り返しながらも、体調はすこぶる良いしメンタルの立ち直りも早いです
 
玄米食のことがあるなかな?と思います。基本が【アナログ】だからでしょうか。考え方であり生き方なので一概には言えませんが。
 
ただ、前にも触れましたが、俳優の東出昌大さんが山小屋に住んでアナログ生活をしています。あの"チャラ男"でこっぴどく突き放されたからこそ、彼が気がついた"生き方"を私は高く評価しています。俳優だからそういう役はあるかもしれないけれど、彼がそれを役ではなく本当に"人として"アナログな暮らしをしているのが素晴らしいです。素晴らしい。
 
"偶然"という"エックス"の存在もあります。
 
私の"怪我をして歩けなかった"という経験は、世間のレベルでは全然大したことはないのかも知れませんが、それでも"良くなったら生き方を変えよう"と思いましたよ。私を護る"エックス"がいたから。
 
"エックス"の存在とは、気がつくということなんでしょうね。
 
「これからの本当の勉強はねえ   テニスをしながら商売の先生から  義理でおそわることでないんだ  きみのやうにさ  吹雪やわずかの仕事のひまで  泣きながら  からだに刻んでいく勉強が まもなくぐんぐん強い芽をふいて  どこまでのびるかわからない  それがこれからの  新しい学問のはじまりなんだ
 
ではさようなら
 
・・雲からも風からも  その透明なちからが  そのこどもにうつれ・・・」
 
          宮沢賢治  稲作挿話より
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