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ビーズのお数珠

ピンクと紫の腕輪は、4〜5年前になるでしょうか、母がデイサービスで作ったものです。もらっていたのですが、長く持っていました。母が作った、というだけの理由でした。
 
2年前に、大変に面倒な人に出くわしたことで、腕数珠が要ると思ったので、母のビーズの腕輪をお数珠にしました。
 
最初は、いかにもオモチャにみえたものですが、なんと、オモチャの腕輪は見事にわたしを護るお数珠になりました。本当です。そして、それは、一年半にもなりました。
 
一年半は意味があります。その日は昨年の12月6日でしたが、パパのお墓に参って帰り道に坂道で滑り足首の骨折というお怪我をしました。そのあとは、まあ、サバイバルなんですが、近所の方たちに助けていただいて、救急車で病院にはこばれました。
 
救急治療室のストレッチャーの上で、ビーズのお数珠がないことに気がつきました。青い腕輪もオモチャのようなものではありますが、これは京都国立博物館の「天台宗のすべて」展で買ったものです。いつも2つの腕輪をつけているのですが、母のビーズのは、怪我をした時に落としたようで、私を護ってくれたのでした。
 
 
昨日、夕方、なんと、その腕輪が出てきました!ふと目に入ったのです。
 
どこからかというと、なんと家の下の県道で、パパのお仕事場の窓の下あたりでした。昨日の朝もその前の日も、もっと前から歩いていたから、気がつかないはずはなかったのに、昨日の夕方に突然現れたとしか思えません。本当に不思議なことでした。
 
ビーズはたくさんたくさん歩いてきたようにキズだらけでした(写真)。不思議なことですが、素晴らしいですね。
 
これは、パパでしょう。パパしか出来ないです。パパが、私を護り、私の周りのことを調(ととの)えようとしてくれています
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