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木星の輝く空

アフリカのマサイ族に嫁いだ(?)人のお話を読んでいたら、マサイには‘’死後の世界‘’はないのだそうで、つまり、死んだら最後、お葬式もお墓もなく、ハイエナに食べられてそれで終わり。思い出したり(死んだ人のことを)話すこともしないそうだ。

‘’今‘’を生きているのはカッコいいけれど、ちょっとあっさりし過ぎていると、仏教徒の私は思います。

慣習でそうだとしても、人には‘’心‘’があると思うので、その‘’こころ‘’が(こう言った)(こんなことがあった)(もし今いたらどういうだろう)とか思ったりしないのかしら。

写真は‘’マダガスカルの土の家‘’。マダガスカルは島全体が鉄分の多い赤い土で出来ているため、川の水まで赤いです。その赤い土で出来た粗末な家は、窓も入口もくり抜いただけ、たまにボロ布がかかっていたりはするけど。屋根はバナナの葉っぱ。

ある時、真夜中に空を見上げると明るい星が輝いていました。なんていう星か知りたかったので、西はりま天文台に問い合わせたところ「木星ですね、恒星は瞬かないんですよ」と教えてもらい、それが天文台との出合いでした。その後マダガスカルに皆既日食のツアーに誘ってもらいますが、とても行く気もなければ用事もあっていけないし、そもそもパスポートもなかったのですが、、、

なんと、飛行機が迎えに来まして、事態は行くように行くようにと展開しました。

そして、帰ってから、このパターンの‘’土の家‘’シリーズをたくさん作りました。みんな人のところに行き、最後に手元に残ったのがこの作品ですが、

なんと!ま上の空に‘’木星‘’が輝いていたのです。正体はガラス中の気泡ですが、そもそもこの手の小品は端材で創るので、単なる偶然ですが、それにしても、木星は神秘的です。

さて、冒頭の話に戻ると、マダガスカルはアジア圏であってアフリカではありません。お葬式もあるし、赤い土の丘に天まで続くような長い階段の墓地がありました。
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