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風をつむぐ会で


5月に入ったある日、葬儀をお世話になった会社から「風つむぎの会」というお誘いがありました。葬儀を終えて、淋しかったりつらかったりする日々で、一月に一度でも同じ境遇の人同士が集まって、お話をしたりお食事をして心が安らぐひとときがあれば、という主旨でした。会は毎月あり、今年もお餅つきや花見などがあって、今回はソープフラワーアレンジメント(写真下)を作ってランチを食べる内容でした。 たまたま、上の娘が仕事が休みの日で、会場(写真上)が下の娘の住んでいるところのすぐ近くだったので、3人で行って来ました。
 
葬儀の時に霊柩車を運転してくれた人に会えたし、初めてだったので紹介をしていただいた時に、背中合わせの席の人が急にパッと手を取りに来てくれたら、特に親しくはなかったけれどよく知っている人でした。もう一人知り合いに出合いました。事細かに訊かれることも話す必要もなく、それぞれに大切な人を亡くして、そして生きていなければいけないという境遇が同じなのが良い集まりでした。
 
もう15年にもなりますが、義母の葬儀の時にお世話になった方にもお会い出来て、お話を伺うと、「風つむぎの会」を作られたのはその人で、尼崎の脱線事故の時に恋人を亡くした33歳の女性が後追い自殺をした事を知って、そんな辛いことがあるのかと愕然とされたことからだそうです。それを知って、「葬儀会社」というと大分以前から産業として過剰なイメージがあるし、実際「ちょっとな・・」と思うこともありましたが、多くの葬儀に関わっているお仕事ならではのケアがあることを知りとても安心しました。死は誰もが避けられないことなら、残されたものとしてどう生きればいいか、それを独りで考えずに、誰か同じような境遇の人と話して、そこから見つけるのもいいんだというような、なにか「そっと見守る」温かさが感じられる、とても良い会でした。
 
そういうわけで、今日は一日を、風をつむぐという優しい名前の会で立ち止まって過ごしました。元気でまた明日から頑張ります。
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