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ひよこ色のエックス(X) 61

61   真夜中の色
 
お隣りのベッドの方がご高齢で、脚を骨折されて、今は少しよくなられているのですが、昨日というか今日の夜中に、急に独り言が始まりました。今は病院は年始の休暇中で、ナースさんも少なく、私が何度か話しかけました。独り言というのかうわ言というのか、昔の記憶なんでしょうね。「手つないで行きや」「そこで待っとくんやで」「家に水が入ってきた」お金のことも言われていました。
 
「今は夜で、お外は真っ暗ですよ。銀行もあいていませんよ」とカーテンを開けると「まあ、夜なの?!」と目を丸くされていました。
 
窓の外には真冬の真夜中の色が広がっていました。緑の光は、病院のすぐ下の住宅の外灯。遠くの赤い灯は信号です。
 
大阪の(阪大病院に2回入院しました)時は、高いビルの上に点滅する赤い灯(航空障害灯)がありました
 
大阪の時は39歳と47歳の時で、家のことやこどものことや、心配事がいっぱいあったから、夜の色を見るとホームシックになったものです。今は、家からも近いし、何も気がかりはないし、ホームシックにはならないけれど、毎日が人生学と人間学の勉強で、胸がいっぱいになります。
 
やさしくしなさい。人はみな人生の闘いを生き抜いている。ーアレキサンドリアの言葉
 
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